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健康保険制度の目的は、「働く人が自分と家族の健康や生活を守り、同時に働く人どうしが助け合う」というところにあります。
健康保険は、被保険者(事業所で働く人たち)が、それぞれの収入に応じて一定の基準に基づいた保険料を出し合い、事業主も一定の基準で保険料を負担し、被保険者やその家族(被扶養者)が、病気やケガをした場合に、わずかな負担で安心して治療が受けられるようにするために設けられた制度です。
また、治療以外でも、いざというときの経済的負担を軽減するために、出産や死亡のときの給付に加え、長期の休業に対する生活保障としての傷病手当金の給付なども行う制度でもあります。
健康保険組合は、主に、「保険給付」と「保健事業」のしごとをしています。
被保険者やその家族(被扶養者)の病気、けが、出産、死亡などのとき、医療費を負担したり、給付金を支給します。
保険給付には、法律で決められた法定給付と、組合が独自に行う付加給付があります。
被保険者と、その家族(被扶養者)の健康の保持、増進を図る事業です。健康診査、保健指導、健康づくりのPR、健康相談、体育奨励など、その組合の実態に合わせた取り組みを行っています。
*健保組合は、労使の代表が組織運営に参加することによって、自主的かつ効率的に運営されています。
このため、被保険者とその家族(被扶養者)の実態に合わせたきめ細かいサービスを提供できます。