HOME > 健康保険のしくみ・給付 > >明細付き領収証で医療費をチェック
国民医療費の増加が止まらない昨今、国民一人ひとりの医療費に対するコスト意識が求められています。
受けた医療の内容や医療費の内訳をチェックして、不明・不審な点がないか確認しましょう。
医療機関などで医療費を支払うと、初診・再診料や検査代、注射代など、受けた医療の内容と医療費の内訳がわかる「明細付き領収証」がもらえます。
これによって、支払った金額の明細を把握することができます。
ふだん、買い物をしたときにレシートで金額を確認するように、医療の内容も確認しましょう。
領収証は医療費控除の明細書を作成する際にも必要ですから、大切に保管しておきましょう。
医療機関を受診したとき、被保険者本人は原則として医療費の3割を窓口で支払います。
残りの医療費は、健康保険組合が負担しています。明細には自己負担分以外の費用も表示されているので、医療費の総額が思った以上に高額であることに驚くのではないでしょうか。
国全体でも、個人でも、医療費負担の増加傾向が続くなか、一人ひとりの医療費に対するコスト意識が求められています。
医療機関などを受診すると、年2回(10月・2月)健保組合から医療費のお知らせが送られてきます。
医療費のお知らせには、医療費がいくらかかっているのか、健保組合から医療機関にいくら支払われているかなどがひと目でわかるようになっています。
この「医療費のお知らせ」と、受診したときにもらった「明細付き領収証」の金額をつき合わせてしっかり確認しましょう。